◯水子供養は自分たちだけで手を合わせるだけでもいいのでは?
◯お寺にお願いするメリットって?
◯依頼するならどんなところに依頼するべき?
こういった疑問にお答えします。
水子供養について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
本記事の内容
◯水子供養は自分たちでお参りだけでもいい?
◯水子供養をお寺に依頼する3つのメリット
◯「水子供養特化寺院」で供養をしてもらった方がベター
この記事を書いている私はさまざまな水子供養に特化した、もしくは専門にしている寺院とのつながりも多く、自分のお寺で多くの水子供養を行っており、内情を知りつくしています。
この記事を見れば水子供養をお寺に依頼することの重要性とそのメリットがわかります。
それでは早速見ていきましょう。
水子供養は自分たちでお参りだけでもいい?
「自分たちだけでお寺に行き、お参りをすればいいのでは?」
そういった質問をよく耳にします。自分たちだけでお参りすればよいのでしょうか?
結論から申しますと、水子供養はお寺に依頼したほうがよろしいかと思います。
「自分たちだけでのお参りでいい」という人の意見
自分たちだけでお参りをすればいい、と考えている方々の意見は
このようなご意見がほとんどだと思います。
水子のことを誰にも知られたくない
他の参拝者や知り合いに合う可能性、誰にも知られたくない、という気持ちがあることは十分に理解できます。
ただ、誰にも会いたくない旨を伝えれば配慮をしてくれますし、基本的に個別での供養を依頼すれば断られることもまずありません。
また、特に水子供養専門のお寺や力を入れているお寺のお坊さんはそういった依頼者の心情をよく理解しています。
内容を根掘り葉掘り聞くことはまずありませんし、匿名でも供養はできます。
お金がかかるのが嫌だ
「お金がかかるのが嫌なんだよなあ、、、。」
と感じてしまう方はお布施の本質を理解していただければよろしいかと思います。
お布施をお渡しする相手は、直接的にはお坊さんですが、お坊さんの懐に入るわけではなく、お寺のために使われます。
具体的にはお寺の修繕や管理、仏さまにお供えするお花やお供え代、お寺のお坊さんやその家族の生活の糧、お寺で行われる行事にかかる費用などに使われます。
言い換えれば、お寺の活動を支えるものとなります。
あなた方のように水子さんができてしまい、苦しみ、悲しんででいる人たちの支えにもなるのです。
そう考えればお布施を支払うことへの気持ちも少し変わりませんか?
またお金がかかるからお経を上げてもらわずに自分たちだけでお寺にお参りすればいいのでは?
そうお考えの方もいるかもしれません。
過去には当寺にも寺務所を介さずに本堂内に上がり込み、自分たちだけでお参りをされる方も実際にいらっしゃいました。
しかし、中には「誰にも会いたくない」と思い、わざわざ予約したお参りの方もいらっしゃいます。
そうした方やそういう配慮をしているお寺側にも迷惑をかけてしまうことをありますことを理解していただき、そのような行動は謹んで頂ければ、、、と思います。
せめて事前連絡をいただくか、寺務所を介して自分たちだけでお参りしたい旨を伝えていただきますようご配慮をお願いします。
お経をあげてもらう意味、もしくはメリットがわからない
これも多く寄せられる疑問です。
この疑問については次の「水子供養をお寺に依頼するメリットとは」の項目で詳しく説明しますのでそちらをご覧ください。
水子供養をお寺に依頼する3つのメリットとは
お寺に水子供養を依頼するメリットをまとめてみました。
1 しっかりとお経をあげて供養をしてもらえる
2 法話を聞いたり、相談をすることができる
3 あなたにあった供養をしてもらえる
ひとつずづ、見ていきましょう。
①しっかりとお経をあげて供養をしてもらえる
当たり前ですが、お寺に依頼すると水子供養の際にお経をあげてもらえます。
そして「お経」とは、仏さまのみおしえです。
お経には、亡くなった人をあの世へ導いたり、やすらかに眠るように伝えたりする役割があります。
また、大切な人を亡くして心を傷めている参列者を癒す役割も果たしています。
自分たちではただ手を合わせるだけで終わってしまいがちですが、お寺に依頼することで愛する水子さんにお経をあげてもらえることは非常に大きなメリットです。
また、お経をあげてもらえることで、あなたも安心感を得ることができ、あなたの水子さんに対する想いもより、届くようになることでしょう。
またお寺のお堂という「非日常の空間」でご供養ができる、というのもメリットです。
仏さまがお祀りしてあり、おごそかな装飾、やすらぎのある空間でのご供養は慌ただしい日常から離れて、仏さまに見守られている安心感と穏やかな気持ちで心からご供養をすることができるでしょう。
②法話を聞いたり相談をすることができる
お寺でご供養をすると、お坊さんの法話を聞くことができます。
法話とはわかりやすく仏教の教えを伝えることです。
「難しいのでは?」「堅苦しそう」と感じる方もいるかもしれません。
しかしお坊さんは聞く側が興味を持って最後まで耳を傾けられるよう、工夫をしながらお話ができるように日々鍛錬しています。
悲しみの中、ご供養を依頼したあなたの心に染み渡るそんな仏さまのみおしえを聞くことができるでしょう。
また、供養の前後にわからないことや不安なことを直接聞くことができます。
お坊さんは仏教の、そして供養のプロです。
ネットだけの知識では何が正しくて何が間違いなのか判断が難しいです。
わからないことや不安なことがあれば専門家に直接聞くことができるのは大きなメリットといえるでしょう。
③ あなたにあった供養をしてもらえる
「水子供養」と一概にいっても、さまざまな事情や都合があります。
流産の方もいますし、中絶の方もいます。
もしくは何十年も前の水子さんを供養したい、という方もいます。
お骨が遺ってしまった方もいるでしょう。
お戒名についても、つけてもらいたい、自分たちが読んでいた名前で供養してほしい、つけてほしくない、と様々です。
また、水子さんのご供養を積極的に行いたい方もいるでしょうし、できれば落ち着くまではあまりしたくない、という方もいるでしょう。
さらに最近では遠方であったり、どうしても人に会いたくない人には「オンライン供養」という選択肢もでてきました。
そういった様々な事情に対し、その人にあった供養を教えてもらえるのもメリットでしょう。
ただし、注意点としてお寺によってはやっていない供養方法もあるので事前の確認や下調べが必要です。
お寺の中でも「特加寺院」で供養をしてもらった方がベター
トラブル例・・・プライバシー問題
当寺でご依頼があった女性のお話です。
水子ができてしまい、途方に暮れて親に相談すると「うちには菩提寺があるからそこに連絡してみなさい」と言われたそうです。
そこでそのお寺に連絡をすると、丁度お盆前だったということもあってか、冷たい態度で対応されたそうです。
そこは我慢をして、どうにか日時を取り付け供養をしに行きましたが、誰にも会いたくない心境なのにお寺には大勢の他の参拝客。
驚くことに合同での供養だ、ということをその場で知りました。
肝心の供養時間も短く、自分の名前まで読み上げられて非常に嫌な思いをされたそうです。
あとで知ったそうですが、その方が参拝した時はそのお寺は施餓鬼という年中行事で、その行事の中で水子供養をあわせておこなった、とのことでした。
そのような思いをされて、「このままでは、私も、きっと赤ちゃんも納得していないと思うからもう一度しっかりと供養をしてもらおう」と水子供養に力を入れている寺院を探し、当寺に行き着いた、とのお話でした。
一般寺院は水子供養にあまり慣れていない
上記のようなトラブルが起こった原因の一つに通常のお寺は水子供養にあまり慣れていない、ということがあげられると思います。
ごく一般のお寺ではお檀家さんの水子供養の依頼はかなり少ないです。
いまや、ネットでも「水子供養」と検索をすれば沢山の専門寺院がヒットします。
特に若い世代は「菩提寺」という概念もあまりなく、また自分の家族がお世話になっているお寺さんには相談しづらい、といったことを思う方も多く、こういった専門寺院などに依頼することが多くなってきたこともあり、さらに件数が減少傾向にあるようです。
その他にもお布施の額や位牌や御札の有無、戒名を授与するか、しないか、そういったことの取り決めがあいまいに感じます。
そのようなことからも、依頼する場合は水子供養に特化した、もしくは力を入れている寺院におまかせをすることをお勧めします。
もちろん菩提寺があり、そちらにおまかせしたい、という方もいるでしょう。
もしくはお寺以外で供養してもらいたい、と思われる方もいるでしょう。
そういった方はその場所にHPがあれば事前に確認する、もしなければ必ず事前に連絡をして、水子供養をしてもらえるかをまず訪ね、お布施の額、位牌や御札の有無、供養の方法、個別に供養できるか、ということを確認することを忘れずに行ってください。
まとめ 水子供養はお寺に依頼しましょう
今回は「水子供養は自分たちのお参りだけでいいのか」ということについて見ていきました。
◯お経をあげての供養の重要性
◯お寺での供養のメリット
◯水子供養特化のお寺が最強
ということがご理解していただけたと思います。
水子さんは、あなた方が笑顔で過ごせる日を待ち望んでいます。
我が子のためにも、一日も早いご供養をしていただけますよう、そして、親と水子さまがともどもが救われますように、心からお祈り申し上げます。
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